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2020年05月01日
社会経済情勢の変化等を背景として、日本の住宅市場は大きな転換点を迎えています。
住宅の新設着工戸数は減少し、今後中古住宅市場の需要はますます増大していくことが
考えられます。そのような中、福岡県では、住宅を購入する方・売却する方双方の不安
を解消するため「住いの健康診断」を実施しています。(「住まいの健康診断」は平成
29年12月1日から宅建業法で規定される「既存住宅状況調査」(通称:卓建業法インスペ
クション)に移行しております。)
特典① 「住まいの健康診断」を実施した中古住宅をご購入の方は、住宅ローンの優遇
を受けられます。
「住まいの健康診断」を実施した中古住宅を購入するにあたって、福岡県と提携した県内
の金融機関で住宅ローンを利用する場合は、金利の優遇や手数料の割引を受けられます。
具体的な優遇内容は金融機関によって異なりますので、金融機関に直接ご確認下さい。
住宅ローンのお申込、ご相談ができる金融機関については、下記の「住まいの健康診断」
の詳細をご覧ください。
特典② 物件購入者または購入検討中の方で、希望される方は、リフォームプランの
作成を依頼することができます。(無料)
「住まいの健康診断」の結果に基づく補修工事費用の見積もり作成など、希望に応じたリ
フォームプランの作成を依頼することができます。物件購入前においては、購入を検討
している物件の仲介事業者(物件所有者)の承諾をとった上で、仲介事業者を通してご
依頼ください。また、リフォームプランの作成は、「住まいの健康診断」の申込時にご
相談下さい。
「住まいの健康診断」の詳細はこちら!
住いの健康診断書付住宅とは
これまでの中古住宅取引において、住まいは、見た目の状態だけで、まだ十分に使えるの
に取り壊されてしまうことが多々ありました。住いも人間と同じ。年を取り、具合が悪く
もなったりもしますが、骨格が丈夫な建物などは築年数が長くても見た目以上に長持ちす
るものです。私たちは健康診断や病院に行くことで体の状態を知ることができますが、住
まいについても健康状態がわかっていると安心ですね。
「住いの健康診断書付住宅」とは、建築士(既存住宅状況調査技術者)が調査を行い、売
買予定の中古住宅の状態を明らかにしたものです。今から売買しようとしている住宅に
「住いの健康診断書」を付けるには、不動産事業者を通してお申し込みを行っていただく
必要があります。
「住いの健康診断」の概要はこちら!